初の中米アジア太平洋協議が25日に米ハワイ?ホノルルで開かれた。中國側は崔天凱外交副部長、米側はキャンベル國務次官補らが出席し、アジア太平洋情勢、各自のアジア太平洋政策、アジア太平洋地域における中米協力、その他共通関心事について踏み込んで意見交換した。
雙方は今年1月の胡主席による訪米以來の中米関係の進展を積極的に評価。引き続き両國元首の共通認識に沿って、協力パートナーシップの構築をたゆまず推し進める考えを強調した。
中米アジア太平洋協議の開催は、胡主席の訪米の成果や第3回中米戦略経済対話での合意を実行に移すための重要な措置であり、アジア太平洋問題における意思疎通?協調體制の強化、相互信頼の強化、協力の拡大、アジア太平洋における両國の良好な相互作用の推進を旨としている。これは中米関係の健全で安定した発展のみならず、アジア太平洋地域の平和?安定?繁栄の促進にもプラスだ。
雙方は中米アジア太平洋協議を活用して地域情勢や各自の政策について緊密な意思疎通を保ち、協調を強化し、アジア太平洋地域における協力を推進し、アジア太平洋地域の平和?安定?繁栄の維持にに積極的な役割を発揮することで合意した。
雙方は今回の協議が積極的かつ有益なものだったとの認識を示し、都合の良い時期に次回協議を開くことで合意した。
中米アジア太平洋協議は今年5月9、10の両日に米ワシントンで開かれた第3回中米戦略?経済対話で設置が決まった。雙方がアジア太平洋地域の平和?安定?繁栄により積極的な貢獻を果たせるよう、雙方の良好な相互作用を促進する上で役立つ。
「人民網日本語版」2011年6月27日