菅直人首相の退陣を迫るため、與野黨はありとあらゆる手を使い盡くした。長(zhǎng)年の政治混亂、特に大地震と原発事故を経験し、社會(huì)の安定、震災(zāi)復(fù)興が民意の主流となっている。大多數(shù)の國(guó)民が菅首相に不満はあるが、今この大変な時(shí)期に政治を混亂させるような人物はそれ以上に人心をつかむことはできない。菅氏が「居座り」続けるのも、この點(diǎn)を見(jiàn)抜いているからだ。香港紙?大公報(bào)が6日、伝えた。

松本龍復(fù)興擔(dān)當(dāng)相が被災(zāi)地の巖手?宮城両県を訪れた際、暴言を吐き、就任9日目にして辭任した。これは震災(zāi)復(fù)興を最後の賭けとする菅內(nèi)閣にとって大きな打撃となったことは間違いない。反対派や民主黨內(nèi)から「任命責(zé)任追及」の聲が上がるは必至だ。新たな退陣要求の波が起こり、菅內(nèi)閣は今後さらに苦しい狀況に追い込まれる。

菅直人首相の退陣を迫るため、與野黨はありとあらゆる手を使い盡くした。このほど訪中の意向を示したことに対しても、外交を言い訳にした新たな「居座り」畫(huà)策だとの批判が出た。官房長(zhǎng)官が慌てて「菅首相は長(zhǎng)く居座る気持ちはない」と弁明し、近い將來(lái)、若い世代に引き継ぎたいと話(huà)しているという。菅內(nèi)閣の退陣の具體的に時(shí)期については明らかにしなかったものの、菅首相は來(lái)年辭任するのではないかといううわさはとりあえず収まった。

菅首相が歩んできた道は確かに平坦ではなかった。1年前、財(cái)務(wù)大臣兼民主黨代表だった菅首相は辭任した鳩山由紀(jì)夫首相に代わり、日本の第94代首相に就任した。しかし首相就任を祝う間もなく、民主黨は參議院選挙で慘敗し、參議院の支配権を失った。首相に就任するや內(nèi)閣不信任決議案が提出され、政治の前途に終止符が打たれた。その後、その終止符が彼につきまとうことになる。