9月28日に行われた國防部の定例記者會(huì)見で、耿雁生報(bào)道官は「航行の自由を口実に、南中國海係爭に介入するいかなる國にも斷固反対する」と表明した。

記者：米國とオーストラリアの外交?國防部長はこのほど、サンフランシスコで會(huì)談を行い、南中國海の航行の自由は米豪両國の利益に関わり、國際法に基いて係爭を処理するよう各國に呼びかけ、一方的な武力使用や武力による威喝に反対するとの共同聲明を発表した。これに対するコメントは。

耿雁生報(bào)道官：南中國海問題における中國の立場は終始一貫し、明確である。南中國海の航行の自由が主権係爭によって影響を受けたことは一度もない。航行の自由を口実に係爭に介入するいかなる國にも斷固反対する。

また、フィリピンがASEAN?東南アジア諸國連合を召集して南中國海問題會(huì)議を開催することについて、耿報(bào)道官は「南中國海問題における中國の立場は終始一貫し、明確である。中國は南沙諸島及びその周辺の海域に対して爭う余地のない主権を有している」と述べた。

さらに耿報(bào)道官は、「中國は、當(dāng)事國が2カ國交渉と友好協(xié)議を通して南中國海の係爭を平和的に解決することを一貫して主張する。この問題を多國間の問題にし、國際化するいかなる行動(dòng)も問題を複雑にするだけで、解決に何の役割にも立たない。関係各國が地域の平和と安定にプラスになる行動(dòng)をとることを望んでいる」と述べた。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2011年9月29日