資料寫真:フィリピンと米國の連合軍の合同演習(23日)
10月はアジア地域で次から次へと問題が起こった。27日、中國を仮想敵に100人以上のフィリピンと米國の連合軍が合同演習を行った。同じ日、韓國は最大規模の軍事演習を挙行。14萬人の韓國軍兵士と500人の米軍が朝鮮半島の非武裝中立地帯を含む地域で実弾演習を行った。
米國とアジア太平洋地域の國々とのこの一連の軍事行動について、海軍少將の尹卓氏は米國には南中國海問題を軍事化しようとする意図が感じられると分析する。國際法に準じて、中國は今後も外交での話し合いによる解決を続けていくべきだと述べた。また、米國、日本、その他の國は國防大臣などによる二國間の安全協商で南中國海問題を取り決め、南中國海の問題を軍事的に取り上げる。中國は外交でこの問題を取り上げており、現在のところ、中國はこのやり方を堅持していく必要がある。中國は南中國海問題で言葉を強めるほど米國の思うつぼになる。今回の軍事演習で中國とASEAN諸國との関係を挑発しようとしているのだ。
これら軍事演習が中國への挑発行為であることははっきりしているが、國際法に觸れるものではない。中國は十分に南中國海の中國に屬する島々の主権が侵されないように警戒する必要がある。米國とフィリッピン、ベトナムの軍事演習が中國の島々の主権を侵犯することがあれば、中國は當然、激しい反応を示すだろう。だが、目下のところ、軍事演習は會場で行われ折、臨海地域や島への上陸はない。機先を制して砂浜を占領する模擬演習をするのみだ。このような模擬演習は非常に友好的でないことに中國をターゲットにしているが、それだけだ。このような挑発行為は國際法に違反していないため、中國は外交や道義的に糾弾するに止まるのみだ。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年10月28日