臺(tái)灣空軍のF16戦闘機(jī)

スウェーデンの信頼性の高いある研究所が、米國(guó)の武器売卻額は今年460億ドルに達(dá)し、臺(tái)灣がサウジアラビアとインドに次ぐ第3の取引先になるとの調(diào)査結(jié)果を発表した。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

人口2300萬(wàn)人、面積3萬(wàn)6000平方キロ、50年間戦爭(zhēng)なし、このような現(xiàn)狀の臺(tái)灣が米國(guó)製兵器の大口顧客になるというギャップの大きさは再考が必要だろう。

戦爭(zhēng)狂でない限り、武器を必要とするのは平和と安全を保障するためだ。だが臺(tái)灣にとって平和と安全の最大の保障は何か？武器なのか？両岸が本當(dāng)に武力を交える事態(tài)に至った場(chǎng)合、両岸の実力の巨大な落差を考えれば、多少の武器で臺(tái)灣の安全を保障できるのか？米國(guó)が救援に來(lái)ると幻想し続けるのか？米國(guó)がいつそのような約束をしたのか？一貫して臺(tái)灣を戦略上の駒と見なしてきた米國(guó)が、重要でない臺(tái)灣を守るために本當(dāng)に大切なものを犠牲にするだろうか？そこまで無(wú)邪気な考えの者はいないと信じる。歴史的にも現(xiàn)実的にも、臺(tái)灣の安全は中國(guó)の強(qiáng)盛、両岸間の交流と和解にかかっている。一方、米國(guó)からの再三の武器購(gòu)入は両岸関係にとって最大の挑発と破壊に他ならない。

そのうえ武器は堅(jiān)固な兵営ではなく、期限あるものだ。両岸の庶民は當(dāng)然両岸の平和が続くことを希望している。臺(tái)灣當(dāng)局者は計(jì)算したのかどうか知らないが、両岸の平和がもう20年続けば、今年購(gòu)入した64億ドルの武器は期限が切れ、また金が無(wú)駄になる。ましてや臺(tái)灣は期限切れの武器をすでに大量に抱えている。こうした武器の廃棄にも多額の資金と多くの手間がかかる。先週臺(tái)灣の某兵器工場(chǎng)で爆発が起きた。期限切れの武器の解體中の事故だった。「なぜもっと安全な手段と手順を踏まず、危険な環(huán)境で作業(yè)をさせたのか」とのメディアの質(zhì)問に対する軍事當(dāng)局の回答は「経費(fèi)不足」だった。

武器解體の経費(fèi)も不足しているのに、武器購(gòu)入額は年々上がっている。オバマ政権中に臺(tái)灣はすでに120億ドル（3600億臺(tái)灣ドル）の武器を購(gòu)入した。赤ん坊を含め、臺(tái)灣人1人あたり1萬(wàn)6000臺(tái)灣ドルを払った計(jì)算になる。學(xué)校の給食費(fèi)も払えない子どもたちに、家賃も払えないサラリーマンにこれをどう説明するのか？安全保障という大きな建前をもって大衆(zhòng)の批判を許さないというのなら、やはり問いたださざるを得ない。「武器で臺(tái)灣の安全を保障できるのか？」

「平和の配當(dāng)」というのが臺(tái)灣指導(dǎo)者の口癖だ。だが平和が配當(dāng)なら、武器は何なのか？もちろん、正しい條件の下では武器は平和と安全の保障となる。だがこの時(shí)期に、この土地に武器を配備するのは間違いだ。

今回の武器売卻でF16は戦闘能力が高まる

米國(guó)の弾道ミサイル迎撃システムPAC3（資料寫真）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2011年11月11日