演習(xí)を行う米空軍の戦闘機(jī)編隊
中國現(xiàn)代國際関係研究院の王在邦副院長は18日、「米國が今中國に対して示している強(qiáng)硬な姿勢は虛勢だ。『米國が中國を恐れているという見方は誤りだ』とのオバマ大統(tǒng)領(lǐng)の発言は、実は中國の周辺國に対して、米國は信頼できると伝えるためのものだ」と指摘した。「中國新聞網(wǎng)」が伝えた。
王氏は「米國は中國を少しも恐れないというのは実は必ずしもそうではない。21世紀(jì)において米國の直面する戦略上の最大の試練は大國との全面戦爭だからだ。両國共に核大國であり、ひとたび軍事衝突が起きれば、徐々にエスカレートすることは避けがたい。その行き著く果てが核戦爭だ。したがって、米國が中國に対して全くはばからないというのは不可能だ」と指摘。
さらに「米國が中國にルールを守れと警告する際、実際に強(qiáng)調(diào)しているのは米國には中國に対処する能力があり、軽はずみな行動はするなというものだが、実際にはこの脅しはさほど効果を持たない。中國には初めから軍事拡張の戦略的意図はない。われわれの全體的戦略は平和的発展、善隣友好であり、南中國海問題は平和的開発で処理する。したがって、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の発言はむだに行ったに等しく、意味を持たない」と述べた。
演習(xí)を行う米空軍の戦闘機(jī)編隊
「人民網(wǎng)日本語版」2011年11月21日