■中米の経済?貿易関係の本質は互恵?ウィンウィン
----中米の経済?貿易協力について
中米の経済?貿易関係の本質は互恵?ウィンウィンだ。國交樹立以來、両國間の貿易額は180倍以上増加した。過去10年間に米國の対中輸出は累計468%増加し、米國に300萬人以上の雇用を創出した。全米50州のうち47州が対中輸出を3桁から4桁も増やした。中國製品のおかげで米國の消費者は6000億ドル以上を節約できた。中國米國商會の昨年の調査によると、2010年に在中米國系企業の85%が収入を増やし、41%が中國での利潤率が世界での平均利潤率を上回っている。米國の対中投資は力強く対中輸出の増加を先導し、米國産業の高度化を加速し、米國経済の発展を促した。
経済のグローバル化が深く進行する今日、中米経済?貿易はすでに高度な相互依存関係にある。もしこうした関係が相互利益とウィンウィンに基づき、米國にも多大な利益をもたらすものでないのなら、持続し、急速に発展することはあり得ない。中米の経済?貿易関係の実情を理解している米國人の圧倒的多數は、ビジネス界の人々を含め、この點をよくわかっている。
経済?貿易の過程で、中米間にいくつかの摩擦や溝が生じることは避けがたい。重要なのは、雙方が平等互恵、相互理解?相互譲歩の調整を通じて、溝を適切に処理することだ。摩擦や溝によって中米経済?貿易協力全體の大局が妨げられることがあってはならない。
われわれは、知的財産権の保護や貿易不均衡の問題における米側の理にかなった懸念を解決するために、すでに積極的な措置を講じたし、今後も継続していく。引き続き人民元為替制度改革を推進するし、これまでと同様に対中投資家に公平で、規範化された、透明な投資環境を提供していく。これと同時に、米側がハイテク製品の対中輸出規制の緩和や、中國企業の対米投資に公平な競爭環境を與える方面で、できるだけ早く具體的なステップを踏むことも希望する。