中日関係は隣人と敵の間で揺れている。日本の外交政策は、経済貿(mào)易は中國頼み、政治や軍事は米國頼みと実は非常にはっきりしている。香港紙?文匯報(bào)が伝えた。

◆実利爭奪が重點(diǎn)中の重點(diǎn)

中日間には歴史、感情、実利といった3つの問題がある。歴史問題は靖國神社參拝をめぐる日本の戦爭侵略史の認(rèn)定と反省。実利問題の焦點(diǎn)は釣魚島（日本名?尖閣諸島）と東中國海の海洋権益の區(qū)分にある。

一般論だと、実利が當(dāng)然重點(diǎn)中の重點(diǎn)で何よりも重視されるが、中日國交正常化40年以來、特に中國改革開放前の30年、中日は歴史問題を最も多く爭ってきた。これは鄧小平氏のずば抜けた政治家としての智恵といえる。日本の國力が中國より強(qiáng)かったときに釣魚島問題について「爭議を棚上げし、共同開発する」と主張し、解決を?qū)恧讼人亭毪长趣腔鹪蛳筏俊?/p>

実際、日本の大手財(cái)閥も中國の改革開放を巨大なビジネスチャンスと見抜き、日本は釣魚島問題を圧倒する利益を得たといえる。

中國のＧＤＰが日本を抜き、日本はようやく問題を意識した。特に米國がアジア回帰、中國けん制戦略を明確化、日米には軍事同盟もＴＰＰ構(gòu)想もある。こうした中で中日間の実利爭奪が最大のテーマにならないわけがない。