----領(lǐng)土紛爭はどう処理すべきか

■オストロフスキー氏

世界に目を向けると、領(lǐng)土紛爭は多くの國々が抱えている問題だ。紛爭解決は戦爭や軍事的手段ではなく、平和的交渉によらなければならない。雙方に時(shí)間と辛抱強(qiáng)さが必要だ。政治的意志を示し、交渉を通じて共通認(rèn)識(shí)を形成する必要がある。中露両國は平和的交渉を通じて領(lǐng)土紛爭を解決し、善隣友好関係を確立した。領(lǐng)土紛爭は二國間の問題であり、第三國の介入は問題解決の助けにならず、良い結(jié)果をもたらすことはない。東中國海問題、南中國海問題は中國と隣國との間の問題であり、第三國は介入すべきでない。

■タイ：素拉畿（音訳）タマサート大學(xué)政治科學(xué)部教授

フィリピンやベトナムなどASEANの一部の國は中國との間に南中國海紛爭を抱え、米國の後押しを得た中國との拮抗を望み、さらにはASEAN全體の力を動(dòng)員して利益を得ようとすらしている。だが他のASEAN諸國はむしろ中國と良好な関係を保とうとし、紛爭が長く続くことを望まず、経済に注意力を集中したいと考えている。中國と隣國が南中國海で抱える領(lǐng)土紛爭?摩擦は、2002年調(diào)印の「南中國海における関係國の行動(dòng)宣言」を厳格に守り、交渉や協(xié)議など二國間のルートを通じて、平和的な解決を図るべきだ。

■インドネシア：中國専門家、瓦蒂?克納普氏（音訳）

領(lǐng)土紛爭は中國だけではなく、他のアジア諸國も抱えている。協(xié)力の実施、海域や島々の共同使用が各國の利益に合致する。石油?天然ガス?鉱物資源の共同開発は全ての國々に恩恵をもたらす。協(xié)力は平和と安定をもたらし、対立は戦爭と破滅を招く。

■山本吉宣氏

問題が起きた際は、當(dāng)事國が雙方の共通の利益を十分に理解し、問題解決の枠組みを構(gòu)築し、たゆまず信頼関係を築くことが唯一の出口だろう。領(lǐng)土問題の解決は長いプロセスとなる。中國とロシアは割合うまく領(lǐng)土問題を解決した。雙方の政府上層部の政治決斷、雙方共に一定の譲歩や妥協(xié)をしたことなど、日本にとって非常に參考になる點(diǎn)がある。