ASEANプラス1（中國）外相會議が11日にカンボジア?プノンペンで開かれ、中國からは楊潔チ外交部長（外相）が出席した。

各國外相は中國?ASEAN対話関係の構築から20年余りの積極的な成果を高く評価。引き続き善隣と相互信頼を強化し、実務協力を深め、戦略的パートナーシップの全面的発展という望ましい基調を維持する必要性で一致した。また、中國?ASEAN関係の一層の深化に向けた構想と措置について重點的に議論し、幅広い共通認識にいたった。

楊外交部長は平和発展路線、近隣國と睦まじく付き合い近隣國をパートナーとする近隣外交方針の堅持を重ねて表明。「世界金融危機の深いレベルでの影響が持続的に顕在化する中、中國とASEANは地域の平和と安定を守り、アジアの発展の勢いを保つうえで共通の利益と責任を有している。雙方は戦略的、長期的観點から相互関係を扱い、把握し、戦略面の意思疎通を強化し、引き続き実務協力を推進し、互恵?ウィンウィンを実現すべきだ」と強調した。

ASEAN各國外相はアジアの発展と世界経済の回復への中國の貢獻を稱賛。ASEAN共同體の構築と東アジア協力におけるASEANの主導的役割への中國の長年來の支持に感謝の意を表明した。また、ジャカルタに駐ASEAN中國使節(jié)団を設置することを歓迎。中國?ASEAN協力の強化に関する楊外交部長の主張に賛同し、中國と共に努力して雙方関係の前向きな発展を促す意向を表明した。

「人民網日本語版」2012年7月12日