日本にとっても、切実な需要が存在する。拉致問題は日本にとって常に、國民の神経を刺激する、日本の社會?政治に影響する重大な問題だ。いかなる政治家?政黨にとっても、票集めの最も手っ取り早い方法は、朝鮮との協議による拉致問題解決の進展だ。

日本は領土問題により、中?韓?露との関係が緊張している。日本は露?韓との関係緩和により、中國対抗に集中するという対抗策を講じた。朝鮮はこれまで、中國の盟友とされてきた。朝鮮と関係を大幅に改善できれば、中國にとって大きな外交の打撃となる。

朝鮮は核?ミサイル開発計畫を推進しており、日本にとって直接的な脅威となっている。米國は同問題において日本と足並みを揃えているが、米國は朝鮮とスムーズな対話枠組みを形成した。日本は米國が日本を無視し、単獨で朝鮮と講和することを懸念している。日本は自ら朝鮮との対話枠組みを構築し、米國に捨てられることを防止しようとしている。

2013年に朝日間の首脳會談が実現した場合、雙方が拉致等の問題で喜劇のように握手を交わしたとしても、意外だと感じる人はいないだろう。（張璉瑰：中國共産黨中央黨校）

?中國網日本語版(チャイナネット)?　2013年1月17日