全人代と全國政協(xié)の「両會(huì)」が17日に閉幕し、過去10年間で最大規(guī)模の上層部人事の入れ替えが完了した。9つの省?自治區(qū)の黨と政府の主要指導(dǎo)者、一部國務(wù)院機(jī)関の高官が國家指導(dǎo)者に昇任したことに、國務(wù)院特設(shè)?直屬?事務(wù)機(jī)関の人事調(diào)整が加わり、全人代の法的手続きを必要としない中央と地方の省?部級(jí)人事調(diào)整が相次いで行われると見られ、注目されている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

■9省?自治區(qū)の書記や省長が両會(huì)で新たなポストに　後継人事は多元化

全國「両會(huì)」では、河北省黨委員會(huì)の張慶黎書記、江西省黨委員會(huì)の蘇栄黨書記、河南省黨委員會(huì)の盧展工書記、寧夏自治區(qū)政府の王正偉主席、広西チワン族自治區(qū)政府の馬?主席が全國政協(xié)副主席に當(dāng)選した。黒竜江省黨委員會(huì)の吉炳軒書記が全人代副委員長に當(dāng)選した。湖南省黨委員會(huì)の周強(qiáng)書記が最高人民法院院長に就任した。山東省の姜大明省長が國土資源部長（國土資源相）、安徽省の李斌省長が國家衛(wèi)生計(jì)畫出産委員會(huì)主任に就任した。

「両會(huì)」後に河北省、江西省、河南省、黒竜江省、湖南省の黨委員會(huì)書記、および寧夏回族自治區(qū)、広西チワン族自治區(qū)、安徽省、山東省の行政「トップ」が交代することは確実だ。

省長が省黨委員會(huì)書記に昇任する、省政協(xié)主席が省長を引き継ぐ、省黨委員會(huì)書記または省長が他の行政區(qū)に橫滑りする、中央省庁高官が地方の省長に就任するなど、後継人事は多元化の様相を呈するかもしれない。

■國務(wù)院機(jī)関の人事が続々発表　注目される新人事