日経新聞は3月20日、「米日は釣魚島（日本名：尖閣諸島）問題を巡り共同防衛(wèi)計(jì)畫を制定した。中國(guó)海軍の軍艦が釣魚島の領(lǐng)海內(nèi)で武力を使用した場(chǎng)合、同防衛(wèi)計(jì)畫は米日共同の行動(dòng)指南になる」と報(bào)じた。

露ラジオ局?ロシアの聲は3月20日、ロシア科學(xué)アカデミー極東研究所日本研究センターのワレリー?キスタノフ所長(zhǎng)の発言を引用し、次のように伝えた。

これは中國(guó)からの強(qiáng)い反発を招くだろう。これは徹底的な中國(guó)対抗のステップであり、米國(guó)と日本はこれを隠そうともしていない。日本は中國(guó)抑制の希望を、米日安保條約のみに託している。同條約によると、日本が外國(guó)からの攻撃を受けた場(chǎng)合、米國(guó)には日本を保護(hù)する義務(wù)が生じる。米國(guó)は同條約が釣魚島に適用されると、何度も強(qiáng)調(diào)している。現(xiàn)在、釣魚島問題の軍事要素が、徐々に増加している。

安倍晉三首相は先ほど、4日間の訪米を終えた。観測(cè)筋は、「オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は釣魚島問題で意識(shí)的に低姿勢(shì)を維持し、日本に強(qiáng)い支持を表明しなかった」とした。中國(guó)はこれに満足を示したが、今やこれは早急な結(jié)論であったことが分かる。

米國(guó)はある手段により、各國(guó)に対して（まずは中國(guó)に対して）、事実がまったく異なることを示そうとしているようだ。米國(guó)は同問題において、日本支持の準(zhǔn)備をしている。また先ほど実施された米日の合同軍事演習(xí)が、無人島の仮想敵を撃退することを目的としていたならば、今やその具體的な敵國(guó)と島の名稱が明らかになったと言える。これは懸念すべき事実だ。現(xiàn)在、緊張ムードがエスカレートしており、軍事衝突を引き起こす可能性が高まっている。

日中の新たな指導(dǎo)者、安倍晉三首相と習(xí)近平総書記は國(guó)家主権を毅然として守ろうとしている。日本は中國(guó)の2013年度國(guó)防予算が10.7％増となったことを懸念しており、11年ぶりに國(guó)防予算を増加した。これは目には目を、歯には歯をというものだ。日本は自國(guó)の軍事力の強(qiáng)化を重視しており、日本南部の防御能力の強(qiáng)化を予定している。手始めに、係爭(zhēng)の存在する島嶼がある沖縄から著手するだろう。

中國(guó)の指導(dǎo)部の権力移行から1週間も経たないうちに、米國(guó)が急いでこの「中國(guó)対抗」の駒を進(jìn)めたことは、挑発じみている。日本が引き起こした米中関係の溝は、日増しに深まっている。

?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)?　2013年3月21日