第4に、中國側は対日関係を重視しており、中日間の4つの政治文書を基礎に、歴史を鑑とする精神に基づき中日関係を発展させることを望んでいる。日本側は姿勢を正し、中國側と同じ方向に向かって、両國関係の健全な発展に影響を與える障害の除去、両國の政治?安全保障面の相互信頼の強化、國民感情の改善のために確かな努力を払わなければならない。
記者:日本の指導者は最近「日本側は常に対話のドアを開いているが、中國側は対話に前提條件を設け続けている。これは受け入れられない」と繰り返し表明している。これについて中國側のコメントは。
華報道官:中國側は一貫して対話による問題解決を主張し、かつ盡力している。われわれの対話のドアは常に開かれている。現在の根本的な問題は、日本側が中日関係の直面する深刻な問題に向き合おうとせず、中國側との真剣な交渉や協議を避けていることにある。
日本側がすべきなのは、姿勢を正し、問題を直視して、両國関係の健全な発展における障害を除去するために確かな努力を払うことだ。これ以上、中身のないいわゆる対話のスローガンを用いて溝を隠し、ごまかしてはならない。
「人民網日本語版」2013年7月11日