とりわけ軽視できないのは、飛躍的経済成長(zhǎng)を経験した新興國(guó)は社會(huì)矛盾の激化というアキレス腱を共通して抱えるということだ。経済成長(zhǎng)に伴い分配の不公平性や腐敗が生じ、政府が利益集団に手玉に取られ、経済成長(zhǎng)の恩恵が全ての國(guó)民に行き渡らなくなることが、途上國(guó)?地域が多く抱える問(wèn)題となっている。こうした狀況の中、経済リスクと不景気が拡大し、新興市場(chǎng)に元々存在する多くの社會(huì)不安定要素に火がつき、好景気時(shí)でも耐えられなかった問(wèn)題が一段と耐えられなくなることは明らかだ。條件が同様で、一次産品に強(qiáng)く依存する、または宗教?伝統(tǒng)色の濃い國(guó)や地域ではリスクがさらに大きくなる。
習(xí)近平主席はG20サミットで「各國(guó)は長(zhǎng)期的観點(diǎn)から、各國(guó)の発展を革新し、成長(zhǎng)が連動(dòng)し、利益が融合する世界経済の形成に努力し、開かれた世界経済を斷固維持し、発展させ、より緊密な経済パートナーシップを構(gòu)築し、しかるべき責(zé)任を擔(dān)うべきだ。新興國(guó)にとって、國(guó)內(nèi)政治?経済改革と産業(yè)構(gòu)造の最適化の一層の推進(jìn)は自らの競(jìng)爭(zhēng)力を高め、それ以上に持続的で健全な経済発展の維持にとって重要だ。中國(guó)は新興國(guó)の重要な代表であり、経済のファンダメンタルズは他の大多數(shù)の新興國(guó)や先進(jìn)國(guó)より良好であり、近年のマクロ経済の安定的パフォーマンスは世界のほとんどの國(guó)よりも優(yōu)れている。世界的不景気は中國(guó)にも少なからぬ困難をもたらしたが、中國(guó)は終始揺るがず改革を推進(jìn)し、市場(chǎng)建設(shè)を強(qiáng)化し、社會(huì)の生産力と創(chuàng)造力を解き放っているため、中國(guó)経済は比較的高い水準(zhǔn)の成長(zhǎng)速度を維持しており、明るい展望も開けている」と強(qiáng)調(diào)した。
李克強(qiáng)総理は中國(guó)?ASEAN博覧會(huì)開幕式での演説で「各國(guó)の直面する困難と挑戦の解決は、結(jié)局はやはり発展に頼らなければならない。われわれは同様の理由で、他の新興國(guó)も自らのたゆまぬ努力と発展の革新を通じて、苦境を脫し、新たな歴史的チャンスを勝ち取ることができると信じている」と指摘した。
新興國(guó)の未來(lái)は自らの手中にある。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2013年9月9日