中國も軍備を強化している。今年4月、中國人民解放軍はウクライナからポモルニク型エアクッション揚陸艦を1隻購入し、同艦は現在、上海で最終段階の改裝を行っている。
爭いのある島嶼に先に上陸した者が勝ちである。
では、東中國海の領有権爭いで軍事衝突は起こるか。平和的解決の可能性はあるか。
中國外交部の王毅部長はワシントンで9月20日、日本がまず釣魚島の主権爭いの存在を認めなければ、中國は交渉に応じないと表明した。
中國は、釣魚島は古來より中國の領土だと考えている。一方、日本は、1895年に當時所有者がいなかったこれらの島嶼を獲得したと主張し、主権爭いの存在を認めていない。
オデッカ準教授は、國力の増強に伴い、中國は軍事的手段でこれらの島嶼を獲得する能力を備えていると話す。オブザーバーは、日本や米國と同様に中國も戦爭を極力避けているが、肝心なときが來れば隣國関係の損害を惜しまず強硬的な行動に出る可能性があるとの見解を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月30日