サミュエル?ロックリア太平洋軍司令官は5日にワシントンで開かれた記者會見において、「今年より中米の軍高官が相互訪問を繰り返している。これは米中の戦略的パートナーシップの強化を示している。中米の提攜の深化が期待される」と語ったが、日本が中國の軍事演習を監(jiān)視したという中國の批判に対しては、「中國は日本の行為を挑発ととらえるべきではない」と述べた。シンガポール華字紙?聯(lián)合早報が伝えた。
中米両軍は11月にハワイで、初の人道主義救援?災害救助の合同演習を実施する。ロックリア司令官は、「米國は今回の演習により、両軍の提攜を引き続き深化させることを願う。人道救援と災害救助はアジア太平洋の諸國にとって共通の利益であり、同合同演習の実施により米中両軍は災害救助の準備をより十分に整えることができる。これは雙方が相互理解?信頼のリズムを形成することに有利であり、両軍関係の利益となる」と語った。
中米両軍は來年も、高官の相互訪問を強化する。中國はまた、2014年の環(huán)太平洋合同演習(リムパック)に招待される。中米雙方は國防部門の防衛(wèi)交渉および海上軍事安全交渉などの枠組みを利用し、中米の重大軍事活動の相互報告體制の構築を積極的に模索し、中米の海?空の軍事安全行為ルールに関する問題の検討を継続することで一致した。
中國海軍が10月24日から11月1日にかけて、西太平洋の海域で実弾射撃演習を実施し、自衛(wèi)隊に監(jiān)視された。ロックリア司令官は、「軍事演習が他國に監(jiān)視される例は世界的にもよくあることで、自衛(wèi)隊の行動は特例ではなく、挑発行為ととらえるべきではない」と話した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2013年11月12日