中國外交部（外務(wù)省）の秦剛報道官は22日、米オバマ大統(tǒng)領(lǐng)がダライ?ラマと會見したことについて、記者からの質(zhì)問に答えた。人民日報が伝えた。

――報道によると、米國のオバマ大統(tǒng)領(lǐng)はダライ?ラマと會見した際、西藏（チベット）の宗教文化を保護し、人権保障を支援し、ダライの「中間路線」を支持することを改めて表明し、直接的な対話を通じて長期的な見解の相違を解決するよう奨勵した。これについて中國側(cè)の意見は。

事実が証明するように、ダライは決して単なる宗教家ではなく、宗教の旗を掲げ、長期的に反中國分裂活動に従事してきた政治亡命者だ。ダライは対外的には「西蔵獨立」を求めないと宣言しているが、これまで反中國分裂活動を停止したことはない。ダライの標榜するいわゆる「中間路線」とは、中國領(lǐng)土の4分の1を占領(lǐng)し、史上かつて存在したことのない「大チベット區(qū)」を建設(shè)するという構(gòu)想で、実際には「形を変えた獨立」を意味する。中國政府と國民は絶対にこれを受け入れられない。中央政府とダライによる?yún)f(xié)議の門はいつも開かれている。ダライが本當に直接の話し合いを通じて進展を得たいならば、自らの言行を徹底的に反省し、一切の分裂破壊活動を停止するべきだ。

中國西蔵の狀況について最も発言権を持つのは中國の國民だ。平和的な解放から60年あまり、西蔵では極めて大きな変化があった。かつて農(nóng)奴だった人は一家の主人となり、西蔵の各事業(yè)は未曾有の発展を得た。これは、政治的偏見を持たない人なら誰もが否定しない基本的な事実だ。

西蔵は中國の神聖な領(lǐng)土の一部分である。西蔵の問題は中國の內(nèi)政に屬する。米國側(cè)は中國の反対を顧みず、ダライの米國訪問を許可し、指導(dǎo)者と會見する機會を作り、中國の內(nèi)政に干渉し、米國政府が言及してきた、「チベットが中國の一部分であると認め、チベット獨立を支持しない」という承諾に反し、國際関係の基本的な準則に反し、中米関係を著しく損なった。我々は再度、米國に過ちを正し、西蔵獨立をめざす反中國分裂勢力の容認と支持をやめ、中國內(nèi)政への干渉をやめ、中米関係がこれ以上損害を被らないために、措置を講じて悪影響を取り除くよう求める。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2013年2月23日