中國の習(xí)近平國家主席は3日、中國人民抗日戦爭(zhēng)並びに世界反ファシズム戦爭(zhēng)勝利70周年記念大會(huì)で挨拶し、「どこまで発展しても中國は覇権を唱えず、拡張せず、自らがかつて経験した悲慘な出來事を他の民族に対して行わない」と述べ、臺(tái)頭する東洋の大國としてのソフトパワーを示した。また、建國以來の最も強(qiáng)大な武裝力を示すこの大會(huì)で、予想外にも「軍隊(duì)30萬人の削減」を宣言し、中國政府と人民が平和に真剣に取り組む合図を出した。

英紙『ガーディアン』は、「天安門広場(chǎng)で、世界の指導(dǎo)者が集まる盛會(huì)である閲兵式で、中國は世界にサプライズを與えた」と報(bào)道。ロシア紙は、「中國は戦爭(zhēng)を拒絶した。中國は軍隊(duì)30萬人の削減を宣言することで平和を願(yuàn)い、どの國との衝突も望まないことを示した」と伝えた。韓國紙『ニューシス』は、「大國の臺(tái)頭」をアピールするためと見られていた閲兵式で軍縮を宣言したことは意外であり、中國が軍事の近代化に大きな自信を持っていることを示すとした。

フランス紙『レ?ゼコー』は、「軍隊(duì)30萬人削減」は中國の軍隊(duì)の総兵力の13％に相當(dāng)し、習(xí)近平主席のスピーチは中國の軍と人民が抗戦で払った犠牲及び中國の平和に対する姿勢(shì)を浮き立たせたと報(bào)道。

中國國防部の楊宇軍報(bào)道官は3日午後、「習(xí)近平主席は軍隊(duì)30萬人削減を宣言し、中國の世界各國と共に平和を守り、発展を模索し、繁栄を共有するという誠意と願(yuàn)いを明確に示したと同時(shí)に、中國が國際軍備抑制と軍縮において積極的に責(zé)任を擔(dān)う姿勢(shì)を示した。今回の軍縮では主に古い裝備部隊(duì)を削減し、機(jī)関と非戦闘機(jī)関の人員を簡(jiǎn)素化する」と述べた。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2015年9月4日