韓國の検察當(dāng)局は17日、収賄、職権濫用、企業(yè)による出資の強制など18件の罪で、樸槿恵前大統(tǒng)領(lǐng)を起訴することを決定した。樸被告は汚職の疑いで出廷する、韓國の史上3人目の元大統(tǒng)領(lǐng)になる。

検察當(dāng)局は樸被告が友人の崔順実被告と共謀し、サムスングループやロッテグループなどの大企業(yè)から計368億ウォンの賄賂を受け取ったほか、SKグループに89億ウォンの賄賂を要求したと指摘している。韓國メディアの統(tǒng)計によると、検察當(dāng)局が起訴狀で列挙した収賄の金額は592億ウォンにのぼる。

樸被告はさらに、崔被告と共謀し、企業(yè)に対して二人が「共同運営」する財団に資金を拠出させ、大統(tǒng)領(lǐng)の職権を濫用し崔被告の商業(yè)活動に便宜を図り、さらに崔被告に政府の機密事項を漏洩した罪に問われている。崔被告による國政介入事件に関する特別検察チームの調(diào)査結(jié)果によると、樸被告と崔被告はサムスンなどの企業(yè)に対して、同財団に計774億ウォンを拠出するよう脅迫した疑いがある。

検察側(cè)は14日、収賄罪によりロッテグループの辛東彬會長を起訴することを決定した。検察側(cè)は、辛被告が同財団に70億ウォンを出資し、免稅店経営権の認(rèn)可で樸被告に便宜を図らせた疑いがある。SKグループは同財団に資金を拠出しておらず、その約束もしていなかったことから、同グループの崔泰源會長は起訴を免れた。

サムスングループの実質(zhì)的な支配者、サムスン電子副會長の李在鎔容疑者は収賄、公金流用などの罪により逮捕された。検察側(cè)は、李容疑者が同財団に出資し、樸被告から経営権継承で便宜を図らせたと指摘している。

韓國メディアは、樸被告の刑事事件の審議は影響を避けるため、5月9日の大統(tǒng)領(lǐng)選後に行われると予想している。樸被告は開廷まで、ソウル拘置所に収容される。韓國メディアは、樸被告の収賄などの罪が認(rèn)められれば、10年以上の禁固刑になると予想している。

韓國憲法裁判所は3月10日、樸大統(tǒng)領(lǐng)（當(dāng)時）の罷免を決定した。樸被告は韓國史上初の罷免された大統(tǒng)領(lǐng)となり、訴追免責(zé)特権を失った。樸被告は3月31日未明に逮捕され、ソウル拘置所に収容されている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2017年4月18日