中露合同軍事演習「海上連合2017」の中國側艦隊指揮官を務める兪満江?南部戦區海軍副司令官は現地時間22日「中國海軍の海外展開は大國の海軍として擔うべき義務だ」と表明した。中國新聞社が伝えた。
21日に中國艦隊がロシア?バルチースク軍港に到著し、22日にロシア側が演習開始を宣言した。
兪氏は「今回の演習に中國側はミサイル駆逐艦、ミサイル護衛艦、補給艦からなる艦隊を派遣した。全方位防御を體現しており、経済建設護送面を始めとする実戦能力が高い」と説明。
「演習の主要任務?訓練は陸上と海上に分れる。陸上訓練は主に救援やダメージコントロールなど基礎訓練で、海上訓練は主に合同対空、海賊対処、乗船検査などだ。主に『民用』の方向性を押さえて設けた」とした。
また「演習のために中國海軍は三亜から出航し、30日余り航行した。海軍自身の建設、人員育成、大洋進出の観點から、これはチャレンジであり、平時に必要な訓練でもある。経済建設上の必要性及びテロ対策のグローバル化のために、中國海軍の海外展開は必然的趨勢であり、大國として擔うべき義務だ」と述べた。
テロ対策については「今後中國側は引き続きロシアを含む平和を愛する全ての國と協力を強化し、グローバル?テロリズムの脅威に共同で対処する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年7月24日