習近平総書記は18日の第19回黨大會報告で「中國の特色ある社會主義の道は社會主義現代化を実現し、人々の素晴らしい生活を創造するうえで必ず通らなければならない道だ」と指摘した。人民日報海外版が伝えた。
中國の特色ある社會主義が新時代に入ったことは、中國の特色ある社會主義の道、理論、制度、文化のたゆまぬ発展を意味し、発展途上國が現代化へと向かう道を開拓し、発展の加速とともに自らの獨立性の維持を望む國と民族に全く新たな選択肢を提供し、人類の問題の解決に中國の知恵と案を貢獻するものだ。
■未來を共につくる中國の案
世界は大発展?大変革?大調整の時期にあり、時代のテーマは依然として平和と発展だ。これと同時に、世界は際立った不安定性と不確定性に直面し、人類は多くの共通の試練に直面している。こうした中、世界は中國の案に大いに注目している。近年中國は「協力?ウィンウィン」「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」「人類運命共同體の構築」などの理念の提唱と率先した実踐に努め、國際ガバナンスに中國の案と発展の原動力をさらに多く貢獻してきた。「一帯一路」イニシアティブから、協力?ウィンウィンの新型の國際関係の構築へ、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立から各種重大な國際問題への積極的な関與へと、中國が國際社會で演じる役割は重要性を増している。
第19回黨大會報告は、中國は平和?発展?協力?ウィンウィンの旗を高く掲げ、世界平和の維持、共同発展の促進という外交政策の趣旨を順守し、平和共存五原則を基礎に各國との友好協力を揺るがず発展させ、相互尊重?公平?正義?協力?ウィンウィンの新型の國際関係の構築を推し進めると指摘した。
中國共産黨は人類のために新たな、一層の貢獻をすることを終始自らの使命とする。人類運命共同體を構築し、対立ではなく対話、同盟ではなくパートナーという國と國の付き合いの新たな道を歩み、あらゆる形態のテロリズムに反対し、貿易と投資の自由化及び円滑化を促進し、世界の文明の多様性を尊重し、気候変動対策で協力する……
中國が世界に提供したガバナンスの知恵は影響を及ぼし続けている。2月10日に國連社會開発委員會第55回會議が全會一致で採択した決議「アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)の社會的側面」は、協力?ウィンウィンと人類運命共同體の構築の精神に基づき、アフリカの経済?社會発展への支援を強化するよう國際社會に呼びかけた。
「中國はグローバル?ガバナンスに、さらに重要なリーダーシップを発揮している。國際社會は中國の打ち出した原則や提案を歓迎するべきだ。中國の夢と世界の夢は日に日に結びつきを強めている」と、世界経済フォーラム(WEF)のシュワブ會長は総括する。
■中國共産黨の理念は世界への啓示
內政をしっかりと行う鍵は黨にある。中國発展の「秘訣」は、中國共産黨が自己建設と自己革新を続け、中國の特色ある社會主義を堅持し、発展させる歴史的過程において、終始揺るぎない指導の中核であることだ。
したがって中國の成功は中共の成功と切り離せない。中共の成功は信念があり、方法があり、実行できることと切り離せないと指摘される。
信念がある。習総書記は第19回黨大會報告で「中國共産黨は中國人民の幸福を図る政黨であり、人類進歩の事業のために奮闘する政黨でもある」と指摘した。
方法がある。貧困という世界的難題を例に取ると、中國共産黨はターゲットを絞った貧困支援を創造的に実施し、まず各貧困世帯の狀況をまとめて、貧困の原因を探り出し、狀況に応じた対策を講じ、「標的治療」を行っている。
実行できる?!赣嫯嫟?0%、実行が90%」。
道が運命を決定する?,F代世界においては、自國の國情を顧みず、他國の道を踏襲したために、経済が低迷し、民生が困窮し、さらには國家が動揺した事例が少なからずある。中國の道の成功は、まさに人類文明発展の多様性を明らかにした。中國は各國が自國の國情に基づき自らの道を選択することを常に尊重し、促してもいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年10月24日