全國政協第13期第1回會議が3日開幕した。(人民網?于凱記者撮影)
習近平中共中央総書記は4日、全國政協第13期第1回會議に出席する中國民主同盟、中國致公黨、無黨派人士、僑聯界委員らと対面し、合同グループ會議に參加した。
習総書記は「中國の基本的政治制度である中國共産黨の指導する多黨協力?政治協商制度は、中國共産黨、中國人民、各民主黨派及び無黨派人士による偉大な政治的創造であり、中國の土壌から生まれた新型の政黨制度だ」と指摘。この政黨制度の新しさを次の3つの面から詳しく説明した。
(1)マルクス主義政黨理論と中國の実情を結びつけた産物であり、數多くの人民の根本的利益、全國各族?各界の根本的利益を真に、広範に、永続的に代表し、実現することができ、少數、少數利益集団を代表する舊式の政黨制度の弊害を効果的に回避している。
(2)各政黨と無黨派人士を緊密に団結させ、共通の目標のために奮闘させ、一黨で監督を欠く、または複數政黨が交替で政権に就く、悪質な競爭を行うという弊害を効果的に回避している。
(3)制度化、手続き化、規範化を通じて様々な意見や提言を集中させ、政策決定の合理化と民主化を後押しして、黨派、階級、地域や集団の利益にとらわれた政策決定が社會の分斷を招くという舊式の政黨制度の弊害を効果的に回避している。
「これは現代中國の実情に合致するうえ、中華民族が一貫して提唱する天下は人民のもの、様々なものを受け入れる、小異を殘して大同につくといった優れた伝統文化と合致しており、人類の政治文明に対する重大な貢獻だ」と習総書記は強調した。
中共中央機関紙?人民日報は6日付論説で「習近平総書記は『新型の政黨制度』によって中國共産黨の指導する多黨協力?政治協商制度を定義した。力強い言葉は、中國の路線に対する充分な自信に溢れていた」と指摘した。
中國人民政治協商會議は中國人民愛國統一戦線の組織であり、中國共産黨の指導する多黨協力?政治協商の重要機構であり、中國の政治において社會主義民主を発揚する重要な形式だ。中華人民共和國憲法は「中國共産黨の指導する多黨協力と政治協商の制度は長期にわたり存在し、発展する」と定める。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月6日