今回の憲法改正案草案ではまた、國(guó)家主席の任期に対する規(guī)定が無(wú)くなります。これは、中國(guó)共産黨黨規(guī)約における黨の中央委員會(huì)総書(shū)記と中央軍事委員會(huì)主席に対する任期の設(shè)定がなく、現(xiàn)行憲法においても中國(guó)軍事委員會(huì)主席の任期が設(shè)けられていないことに合わせたものです。
國(guó)家主席の任期撤廃について、全人代の代表たちは審議の中で、「これはここ數(shù)年で進(jìn)められている中國(guó)共産黨、中華人民共和國(guó)、人民解放軍のトップの『三位一體』體制に一致する」と認(rèn)めています。
そのほか、憲法改正案草案には「人類(lèi)運(yùn)命共同體の構(gòu)築の推進(jìn)」が盛り込まれ、注目を受けています。全人代代表の一人である、シルクロード國(guó)際商業(yè)會(huì)議所の呂建中主席は「これは中國(guó)の、ひいては全世界の根本的利益に合致するものだ」として「習(xí)近平総書(shū)記が提出した『一帯一路』構(gòu)想は世界各國(guó)人民の根本的利益に合致するもので、予想以上の成果を上げている」と語(yǔ)りました。
大會(huì)期間中、憲法改正案草案は約3000人の全人代代表による無(wú)記名投票で表決され、三分の二以上の賛成票によって採(cǎi)択されます。
「中國(guó)國(guó)際放送局日本語(yǔ)版」2018年3月11日