「変化が大きすぎて、當時撮影した建築を見つけにくい。當時撮影した位置と角度を探そうとしているからだ」30年後に再び現地を訪れたマーティンさんは、かつて足を止めた駅、埠頭、広場で再びシャッターを切った。ドイツ人の真面目さとこだわりにより、中國の大地に起きた大きな変化を見守った。
廈門大學の米國籍教授の潘維廉氏は「農村で買い物をしたら、農家がみなQRコードで料金を受け取っていた。非常に便利だった」と述べた。同氏は25年後に再び中國を訪れ、「1994年は茶色だったが、2019年は緑色になった」と感嘆を漏らした。
彼らと同様、多くの外國人が新中國成立から70年の歴史的な変化を記録し、その目で見ている。彼らは中國の奇跡の裏側に必然の論理と精神力があることを理解しており、そのため世界はこれからより繁栄?進歩する中國を、人々のためより多くの福をもたらす中國を目にすると信じている。
改革と革新、前進の動力を引き出す
1976年の中國は西側にとって、謎に満ちた不慣れな存在だった。ドイツ人記者のマーティンさんはやっとのことで訪中ビザを獲得した。彼は、當時の天安門広場では、人々が黒や灰色の中山服を著用し、不格好な自転車に乗っていたことを覚えている。彼が30年後にカメラで記録した黃浦江東岸は畑から、光あふれる浦東新區に変わっていた。
マーティンさんは何度も訪中し、異なる時期に中國を観察しており、摩訶不思議な「中國の速度」を強く実感している?!钢袊摔螉^闘精神は印象的だ。特に改革開放政策は、中國の経済の奇跡を実現した。世界はこれに驚嘆している」
新中國成立當初の経済規模は600億ドル余だったが、2018年には90兆元を突破した。1人あたりGDPは119元から6萬4644元に増加し、世界2位の経済國としての地位をキープしている。中國は世界最大の貨物貿易國、最大の工業國になった。改革開放から40年の中國経済の年平均成長率は9.5%。これほどの速度と持続時間は、人類の経済史上例を見ない奇跡だ。英ロンドン経済?ビジネス政策署元署長のジョン?ロス氏は、「改革開放後、中國は人類史上最も偉大な経済の成果を手にした」と評価した。
中國の奇跡は、たゆまぬ奮闘、向上心、革新によって実現された。世界の一部の人は、中國人は思想が保守的と考えているが、中華民族は現狀を積極的に打破し、古いものを取り除きよいものを吸収し、自ら世界と融合する民族だ。英ケンブリッジ大學開発學研究センター長のピーター?ノーラン氏は、自著『中國の奇跡を理解する重要性』の中で「歴史の非常に長い時期に渡り、中國人は革新及び創造力の世界のリーダーだった」と指摘している。
経済特區の設立、世界貿易機関(WTO)への加入、モバイル決済、シェアリングエコノミーなど、改革開放実施後の中華の大地は、數え切れないほど多くの活力を放っている。フランスのラファラン元首相は「大きな変化が生じる中國は、改革に取り組む中國人の縮図だ」と指摘した。
新時代に入り、中國の改革は長期安定し、開放の扉がますます大きく開かれている。新舊動力切り替えの加速、新発展理念による高品質発展の促進など、全面的な改革深化の計畫が速やかに展開されている。シンガポール華字紙?聯合早報は「世界を見ると、今日の中國のように発言を直ちに実行に移し、一日も早く全面的に改革を推進しようとしている國は他にない」と論じた。
現在の世界では、保護主義と一國主義が蔓延し続けているが、中國の対外開放深化の決意は微塵も揺らいでいない。「放管服改革」の掘り下げ、外商投資法の発表、外商投資參入ネガティブリストの項目削減、金融業対外開放の「新11條」の発表、科創板の設立、上海自由貿易試験區の正式な拡大――中國の開放拡大、ビジネス環境改善の各種措置は、世界に自信と希望をもたらしている。
ノーベル経済學賞授賞者のロナルド?コースは、「未來の中國は世界の生産の中心地であり、創造力と革新の源泉になる」と予想していた。彼の予言は現在、事実によって力強く証明されている。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2019年9月25日