第13期全國人民代表大會(全人代)常務委員會第29回會議は7日午後に第1回全體會議を開き、「中華人民共和國反外國制裁法(草案)」の審議結果について、沈春耀?全人代憲法及び法律委員會副主任委員から報告を受けた。新華社が伝えた。
全人代常務委員會法制活動委員會報道官弁公室によると、このところ、西側(cè)の特定の國々は政治工作の必要とイデオロギー的偏見から、新疆?香港地區(qū)関連の様々な口実を利用して中國に対してデマや中傷、抑え込みや締め付けを行い、とりわけ國際法や國際関係の基本準則に違反して、自國の法律を根拠に関係する中國の國家機関、組織、國家公務員に対していわゆる「制裁」を科し、中國の內(nèi)政に亂暴な干渉を行っている。中國政府はこうした覇権主義的行為を厳しく非難し、社會各界も次々に強い義憤を表明している。斷固として國家の主権と尊厳及び核心的利益を守り、西側(cè)の覇権主義とパワー?ポリティクスに反対するため、今年に入り中國政府はすでに繰り返し、関係國の組織及び個人に対する相応の対抗措置の発動を宣言してきた。今年の全國「両會」(全國人民代表大會?全國人民政治協(xié)商會議)前後に全人代代表、全國政協(xié)委員、社會各界の人々は、中國が外國の差別的措置に法に基づき対抗するための法治上の支えや保障となる反外國制裁法を制定する必要性を意見や提言で示した。第13期全人代第4回會議の承認した「全人代常務委員會活動報告」は「今後1年の主要任務」の中で、反制裁、反干渉、管轄権の域外適用への対抗措置などをめぐり、試練に対処し、危険に対する防備を固めるための法的ツールを拡充することを明確に打ち出した。
全人代常務委員會法制活動委員會は各方面からの立法提言を真剣に研究し、中國の対抗措置の実踐と関係する取り組みの手法を総括し、外國の関連立法の狀況を整理し、中央と國の関係當局に意見を求め、「中華人民共和國反外國制裁法(草案)」を起草し、まとめた。今年4月、全人代常務委員會委員長會議は法定手続きに従い立法議案を提出。第13期全人代常務委員會第28回會議で「反外國制裁法草案」の初審議が行われた。常務委員らは反外國制裁法の制定に一致して賛成すると同時に、法案を完全なものにするための意見や提言を示した。全人代憲法及び法律委員會は常務委員會の審議意見及び各方面の意見に基づき、「反外國制裁法草案」を修正し、第13期全人代常務委員會第29回會議に審議結果報告と草案の第2次審議稿を提出した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月8日