第12回中國?ASEAN國防相非公式會合が15日、テレビ會議の形式で開催された。中國の魏鳳和國務委員兼國防部長(國防相)とASEAN輪番議長國ブルネイのハルビ第二國防相が共同議長を務めた。國防部(國防省)ウェブサイトが伝えた。
魏部長は、「対話関係の構築から30年、中國とASEANは心を一つにし、苦難を共にし、協力し、ウィンウィンを図り、雙方の関係はアジア太平洋地域における協力の模範となった。今年は中國共産黨創立100周年であり、すでに中國は社會主義國家の全面的建設の新たな征途に就いている。中國は『一帯一路』(the Belt and Road)イニシアティブとASEANの発展戦略との連攜を強化し、各分野の実務協力を深め、中國?ASEAN戦略的パートナーシップをさらに高い水準へと押し上げていく」と表明。
また、「防衛?安全保障協力は中國?ASEAN運命共同體構築の重要な支えであり、雙方は引き続き戦略的相互信頼を増進し、協力體制を整え、協力分野を拡大していくべきだ。中國はASEAN各國と國防?軍隊建設分野で協力を強化し、引き続きワクチンなど新型コロナ対策物資を援助して、新型コロナに共に打ち勝つために努力していきたい。南中國海問題において関係各國はコンセンサスを形成し、溝を管理?コントロールし、協力を推進し、南中國海の平和と安寧を共同で維持するべきだ」と述べた。
ASEANの國防當局責任者はASEAN?中國関係の発展を高く評価し、新型コロナ対策などでの中國からの支援に感謝。中國と手を攜えて努力し、地域の平和?安定と繁栄?発展をより良く維持していきたい考えを表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月16日