今年1月中旬に中國を訪れ、新型コロナウイルスの世界規(guī)模の起源解明における中國部分の調(diào)査を行った世界保健機関(WHO)専門家チームのメンバーであるドミニク?ドワイヤー氏は18日、英紙ガーディアンへの寄稿で、「新型コロナウイルスは動物由來とするのが論理的だが、証拠を突き止めるには、なお數(shù)年を要する」と指摘した。澎湃新聞が伝えた。
ドワイヤー氏は現(xiàn)在デマとして拡散されている「研究所起源説」について、この説が広まったのには偶然もあれば意図的要因もあり、一部の國の政府の支援すらあったと指摘。また、「この説は映畫?テレビ作品などポップカルチャーの影響で一般の人々には比較的分かりやすい」との見方を示し、さらに「一部の國の政治的言説への迎合でもある」とした。
ドワイヤー氏は、「研究所で人へのウイルス感染事故が発生したことはあるが、確率は極めて低い。新型コロナウイルスの起源については、この論斷を支持する証拠はまだない」と反論?!感陇郡圣Εぅ毳垢腥兢摔堡毳偿Ε猊辘沃匾预椁欷皮い毪郡?、世界中の研究所でコウモリのウイルス研究が行われている」と付け加えた。
ドワイヤー氏は最後に、「WHOは、依然として新型コロナウイルスの起源に関する全ての仮説が議論されているとした。新型コロナウイルスの起源に関する議論が増えるほど、ウイルス起源に関する研究の結(jié)果が出るまでに必要な時間は長くなる。また、証拠収集には異なる學(xué)問分野(公衆(zhòng)衛(wèi)生、動物衛(wèi)生、植物衛(wèi)生、環(huán)境)や國境を越えた作業(yè)が必須になる。これは皆が責(zé)任を持って取り組むべきものだ」と指摘した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月21日