中國外交部は13日、新型コロナウイルスの起源問題ついての、北京に駐在する外國使節(jié)に対する説明會(huì)を開催ました。説明會(huì)には科學(xué)技術(shù)部や衛(wèi)生健康委員會(huì)、中國科學(xué)院などの関係責(zé)任者が出席して、世界における新型コロナとの戦いやウイルスの起源究明などへの中國の參加狀況を説明しました。馬朝旭外交副部長(zhǎng)は、ウイルスの起源究明問題に関する中國側(cè)の立場(chǎng)を説明しました。

（1） 新型コロナウイルスの起源究明は科學(xué)の問題だ。いかなる國にも、自らの政治的な私利のために、命を軽視し、科學(xué)の問題を政治化して、他者を中傷し攻撃する権利はない。

（2）  中國と世界保健機(jī)関（WHO）が発表した共同研究報(bào)告は、國際社會(huì)や科學(xué)界が公認(rèn)する結(jié)論と提案だ。WHO事務(wù)局を含む各方面は共同研究報(bào)告を尊重し、実施せねばならない。今後の世界範(fàn)囲內(nèi)における起源究明活動(dòng)は、この報(bào)告書を踏まえて展開すべきだ。

（3） 中國は一貫して、科學(xué)的なウイルスの起源究明活動(dòng)を支持し、引き続き參加していく。我々が反対しているのは、政治化された起源究明である。

（4） 中國は、全世界範(fàn)囲でのウイルスの起源究明はWHOメンバー國が主導(dǎo)しなければならないと主張する。WHO事務(wù)局はメンバー國の意見を十分に尊重し、個(gè)別の當(dāng)事國における起源究明はその國と相談すべきである。

　WHO事務(wù)局は最近、メンバー國と協(xié)議せずに、第2段階のウイルス起源究明活動(dòng)計(jì)畫を提出しまた。この活動(dòng)計(jì)畫は、中國とWTOの合同研究報(bào)告書に基づくものではなく、報(bào)告書にある科學(xué)的な結(jié)論やアドバイスを採用していません。メンバー國から疑われ、反対されるのは當(dāng)然です。

　馬朝旭副部長(zhǎng)は説明會(huì)でまた、中國はこれまで世界100カ國余り、特に発展途上國に対して約8億回分のワクチンを提供しており、中國が主張したワクチンを世界の公共製品にする約束を?qū)g際の行動(dòng)で示していると述べました。

　「中國國際放送局日本語版」2021年8月14日