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米國のアフガン撤退後の「空白」を埋める意図は中國にない

米國のアフガン撤退後の「空白」を埋める意図は中國にない。アフガニスタンのミルザクワル內(nèi)務相代行は15日、「暫定政府」への権限移行を発表した。また、ガニ大統(tǒng)領がすでに出國したことも報じられた…

タグ:アフガニスタン ミルザクワル

発信時間:2021-08-18 09:34:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  アフガニスタンのミルザクワル內(nèi)務相代行は15日、「暫定政府」への権限移行を発表した。また、ガニ大統(tǒng)領がすでに出國したことも報じられた。同日、タリバンの報道官はすでにタリバン部隊がカブールに進軍したことを宣言した。アフガニスタン政府はその使命を終え、アフガン情勢に新たな1ページが開かれたようだ。環(huán)球時報が伝えた。


アフガニスタン情勢の変化が、米國にとって重い痛手であることは間違いない。これは、アフガニスタンの変革という米國の企てが完全に失敗したことを示している。しかも米國は無謀な撤退計畫によって、同盟國に対する自らのコミットメントが信頼性を欠くことを示した。利益上必要な時には、様々な理由を見出して同盟國を見捨てるのだ。


政権が移った後のアフガニスタンは地域の地政學的狀況に影響を與え、様々な不確実性をもたらす。西側(cè)世論はこのところ絶えず中國に言及し、アフガン情勢の変化によって中國が「厄介」な立場に置かれたと喧伝してさえいるが、この主張は感情的には自らを慰めるものであり、論理的には混亂したものだ。


歐米世論はこれまで、「東トルキスタン」を中國が新疆で「鎮(zhèn)圧行動」を行うための口実であるとして、その実在性を否定するのが常だった。だが現(xiàn)在は再び向きを変え、「タリバンは政権再掌握後に『東トルキスタン』を支持し、新疆の安全を脅かすだろうから、特に中國はアフガン情勢の変化に懸念を募らせる理由がある」と次々に主張している。


もちろん、中國は新疆の安定という観點からアフガニスタン情勢を注視しているのであり、西側(cè)世論の描寫が誇張であり、事実と異なっているのは確かだ。中國とアフガニスタンとの間には非常に狹いワハーン回廊があるのみで、そこには中國軍が幾重にも駐留して防衛(wèi)にあたっているため、「3つの勢力」(極端な宗教勢力、民族分裂勢力、テロ勢力)が通り抜けることはあり得ない。また、新疆はここ數(shù)年の反テロを経て、過激主義が排除されており、外部勢力による新疆社會への思想的?行動的浸透はいっそう難しくなっている。


実際には、過去において新疆ではびこっていたテロ活動の最大の根源は歐米にある。歐米は「人権」を口実に新疆のテロリストを弁護し、彼らの暴力テロ活動を「中國の政権による圧制に対する抵抗」と描寫し、新疆での「3つの勢力」をイデオロギー的に煽動し続けた。だが、國際テロ勢力が中國に矛先を向けている時、西側(cè)は往々にして見て見ぬ振りをする。西側(cè)のダブルスタンダードは中國のテロ対策にとって最大の試練だ。


このため、中國はアフガニスタン情勢の変化と非常に理性的に向き合い、新疆への悪影響を防ぐと同時に、客観的に評価していくだろう。米國が立ち去った後の「空白」を埋める意図は中國にない。內(nèi)政不干渉原則は常に中國の外交政策の錨だ。中國は、アフガニスタンの早期の和平実現(xiàn)と再建への移行のために建設的役割を果たし、善意ある戦略と穏健な政策によって、アフガニスタン情勢に対する主導性の維持を確保していく。(編集NA)

 

「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月18日

 

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