2012年の中國共産黨第18回全國代表大會以降、黨と政府は少數民族の教育事業をより一層重視してきました。習近平総書記は、「少數民族地域の団結と発展を推進するためには、教育が基礎である」としています。習総書記は少數民族地域の視察でよく學校を訪れ、少數民族の子どもの勉強や生活狀況を実地調査しています。シリーズ「習総書記と少數民族の物語」第3話は、「中華民族を愛する種を子どもたちの心に根付かせよう」です。
2014年4月28日、習総書記は新疆ウイグル自治區カシュガル地區の小學校を訪れ、子どもたちに「學校は家から遠いですか」「學校の給食はどうですか」などと聞き、勉強や生活の狀況を確かめました。
また、現地での視察で、習総書記は南疆(天山山脈以南の地域)の五つの地區と自治州政府の責任者に対し、高校の教育と職業教育を強化し、就職のために必要な知識と技能を若者に身につけてもらうことを強調しました。
その5カ月後、中國共産黨中央委員會が北京で行った少數民族事業に関する會議では、教育への資金投入を少數民族地域や國境付近の地域に傾斜させ、少數民族地域の義務教育學校の基準化と寄宿學校の建設を加速し、中等職業教育の無償化を実施し、高等教育を発展させることが強調されました。
「中國國際放送局日本語版」2021年8月21日