北京市內で開催されていた「第2回世界の持続可能な交通に関する國連會議」が16日夜、「北京宣言」を採択して閉幕しました。
「北京宣言」は持続可能な交通の重要性を紹介し、持続可能な交通へのモデルチェンジの加速が人類運命共同體の構築を促進する重要な手段であることを明確にしました。また、新興技術の適切な利用は複數の課題を解決する鍵になるとして、各國が國際協力や能力の強化、知識面での交流を行い、技術の発展とイノベーションを促進し、持続可能な交通システムとインフラ施設の農村部への拡張を促すべきだと強調しました。次の段階としては、各國が感染癥の経験を生かすことを考慮し、持続可能な交通についての目標を國家発展の計畫に取り入れ、各國の約束事項を結集し、國連の持続可能な開発のための2030アジェンダと「パリ協定」をよりよく実現させていくとのことです。
宣言はまた、會議の參加者が主催國である中國に謝意を表明し、中國が國際持続可能交通イノベーション?知識センターを設立して、持続可能な交通についての知識共有や発展途上國に対する能力向上の機會の提供といった貢獻をすることを歓迎しました。
同會議は3日間にわたって、オンラインとオフラインの形で開催されました。実施された活動は、全體會議、閣僚フォーラム、テーマ別會議、科學技術イノベーションフォーラム、企業家フォーラムなど14種で、交通擔當の閣僚、企業家代表、國際組織の責任者の計130人以上が國民生活、エコ発展、安全発展、相互連結、感染癥対応、経済の回復など數多くの分野における対話を行いました。
「中國國際放送局日本語版」2021年10月17日