外交部の趙立堅報道官は3日の定例記者會見で米國における世論調査に言及し、「國民の支持を失った米國式民主はもはや、源を失った水であり、根を失った木だ」と述べました。
米公共政策を専門とする大學院であるハーバード?ケネディスクール(HKS)がこのほど18~29歳の若者を対象に行ったアンケート調査の結果では、52%の回答者が米國の民主が失敗もしくは窮地に陥ったと認識しており、回答者のわずか7%だけが米國は健全な民主國家だとの見方を示しました。
趙報道官は同件について、「米國のオリバー?ストーン監督が指摘したように、米國では1人の大統領を選出するために140億ドルがかかる。米國式民主は金銭民主ではないのか。國內では國民を騙すトリックであり、國外では覇権主義を押し付ける道具だ。米連邦議會で発生した暴動は、米國の民主主義神話の真相を暴露した。米軍のアフガニスタンでの大失敗は、他國に米國式の民主主義を押し付けても、全く通用しないことを示した」と述べました。
「中國國際放送局日本語版」2021年12月4日