日本の東京電力は先日、福島第一原子力発電所の原発汚染水を海洋に放出するための設(shè)備の工事を正式に開(kāi)始するとともに、2023年に海洋放出を正式に行う可能性を明らかにした。これは日本の原発汚染水海洋放出計(jì)畫(huà)がまた一歩前進(jìn)したことを意味し、國(guó)內(nèi)外の各方面から強(qiáng)い反対の聲が挙がっている。

■當(dāng)初の日本國(guó)民への約束に背くもの

日本の高橋千鶴子衆(zhòng)院議員、塩川鉄也衆(zhòng)院議員、紙智子參院議員、巖渕友參院議員は先ごろ、原発汚染水の海洋放出計(jì)畫(huà)を撤回し、原発汚染水の増加を防ぐ的確かつ効果的な措置を講じるよう求める申し入れ書(shū)を、萩生田光一経済産業(yè)相（當(dāng)時(shí)）に手渡した。申し入れ書(shū)では、日本の原子力規(guī)制委員會(huì)が東京電力の原発汚染水の海洋放出のための設(shè)備工事を認(rèn)可したことにも抗議した。

日本の朝日新聞は最近の社説で、東京電力と日本政府の原発汚染水海洋放出計(jì)畫(huà)について、當(dāng)初漁業(yè)者に対し「関係者の理解なしには、いかなる処分もしない」と約束しており、なし崩し的に放出を進(jìn)めることは許されないと批判し、政府は疑問(wèn)や反対の意見(jiàn)を直接聞き、対話を重ねることが必要だとした。日本の高知新聞は社説で、日本國(guó)內(nèi)の漁業(yè)関係者らの反対は依然根強(qiáng)く、日本政府がこのまま放出に突き進(jìn)めば地域に深刻な分?jǐn)啶蛏摺⒔襻幛螐?fù)興や廃爐作業(yè)にも禍根を殘しかねないは必至だと指摘した。

■「太平洋は日本の産業(yè)廃棄物処分場(chǎng)ではない」

マレーシア紙は、日本の原発汚染水海洋放出計(jì)畫(huà)は太平洋に深刻な影響を與えると指摘。原発汚染水に含まれるトリチウムなどの放射性元素は除去が困難であるため、海洋に流入すれば深刻な放射性物質(zhì)問(wèn)題を生み、海水を汚染し、海洋生物に危害を及ぼすとした。

オーストラリア自然保護(hù)基金（ACF）の原子力専門(mén)家は「我々は日本側(cè)に対し、原発汚染水海洋放出計(jì)畫(huà)の停止を強(qiáng)く呼びかける。太平洋は日本の産業(yè)廃棄物処分場(chǎng)ではない。日本が原発汚染水を太平洋に放出すれば、海洋環(huán)境と海の食物連鎖を深刻に汚染することになるだろう」と指摘した。

ロシア?社會(huì)生態(tài)學(xué)連合（SEU）「放射性廃棄物の安全」プロジェクトの専門(mén)家は、原発汚染水に大量に含まれる複雑な放射性物質(zhì)は、処理しても完全に濾過(guò)?除去できるかを確定するすべがないと指摘。これらの危険な放射性物質(zhì)がひとたび海洋に流入すれば、食物連鎖によって食品の安全、人間やその他の生物の健康に大きな悪影響を與えるだろうとした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年8月24日