米國(guó)北東部のメーン州で現(xiàn)地時(shí)間25日夜、大規(guī)模な銃撃事件が起き、全米にショックを與えた。死者は少なくとも18人で、13人の負(fù)傷者が出た。これは米國(guó)の年內(nèi)で最も深刻な銃撃事件であり、過去數(shù)十年でも最も深刻な銃撃事件の一つとなった。「環(huán)球時(shí)報(bào)」が伝えた。

　メーン州の銃撃事件は、銃規(guī)制の賛成派と反対派の相互攻撃及び論爭(zhēng)の最新の材料になるだろう。我々は今日、米國(guó)の世論から見落とされている背景について議論したい。分かりやすく言えば、米政府は國(guó)內(nèi)のヘイトスピートとヘイトクライムを撲滅し、対外的には敵意と攻撃的な姿勢(shì)を大幅に減らすべきだ。國(guó)內(nèi)と海外の2方面の問題はすでに非常に深刻で、これを一つに合わせると米國(guó)の歪んだ極端な社會(huì)的雰囲気が浮かび上がる。社會(huì)の対立がより鋭くなり、激化している。米國(guó)は人種と文化の多様性が豊富な國(guó)だ。仮想敵を作り憎悪と敵対の雰囲気を煽るならば、それは自宅に地雷を埋めるようなものだ。例えば米國(guó)はパレスチナとイスラエルの衝突をめぐり一方に肩入れし、不公平な態(tài)度を取っているが、これにより関連するヘイトクライムがこの2週間內(nèi)に激増した。米政府は新型コロナウイルスの感染拡大中に他人に責(zé)任を押し付け、アジア系住民への襲撃事件が大幅に増加した。

　一部の統(tǒng)計(jì)によると、米國(guó)の年內(nèi)の銃による死者は3萬5000人を超えている。米國(guó)が現(xiàn)在ある地域の戦爭(zhēng)に參戦しているとしても、これほど多くの年間の死者數(shù)は想像できないだろう。米國(guó)は一日中、あれは脅威だこれも脅威だと騒ぎ、外で仮想敵を探している。ところが銃撃事件で命を落とした罪なき命は米國(guó)に向け、真の脅威とは何で、どこにあるかを教えている。米國(guó)のこの警鐘への無視は、罪なき命への大きな裏切りだ。

　「中國(guó)網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2023年10月27日