外交部（外務省）領事局の童學軍氏は22日に行われた國務院の政策に関する定例ブリーフィングで、「開放は中國式現代化の明確な特徴だ。片務的な査証（ビザ）免除政策は、まさに質の高い発展と高水準の対外開放を推進する重要な措置だ」と述べた。中國新聞網が伝えた。

童氏は「昨年から、中國は仏獨など29ヶ國に対して片務的なビザ免除政策を実施している。これらの國々の一般旅券所持者は、ビジネス、観光、親族訪問、トランジットのために15日を超えない範囲で中國を訪れる場合、ビザなしで入國できる」と説明。

「政策の実施から1年近くにわたり、中國と外國との人的往來が円滑になっただけでなく、経済?貿易協力と人的?文化的交流の促進における利便性が高まった。所管當局の発表したデータによると、今年第3四半期に外國人の入國者數は前年同期比48.8％増の延べ818萬6000人に達した。このうち、ビザなし入國者數は同78.6％増の延べ488萬5000人となった」と述べた。

童氏は「我々は、より多くの外國人が中國を訪れることを歓迎し、有利な條件をさらに整えていく。外交部は今後、ビザなし入國政策をさらに最適化し、対外開放の水準を引き上げ、 中國式現代化の新たな成果によって世界の発展に新たな機會を提供していく」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年11月25日