szmolu.com |22. 12. 2024 |
【CRI時評】25年の変化がマカオの「一國二制度」の新局面切り開く
「この25年で、マカオはますます魅力的になってきた。」マカオの祖國復帰25周年記念日が近づくにつれ、こうした聲がよく聞かれた。海外メディアは、マカオは経済が繁栄し、社會が安定し、世界とのつながりがますます深まっており、「一國二制度」の成功実踐のモデルケースだと見ている。習近平國家主席が20日、マカオの祖國復帰25周年祝賀大會で行った重要演説は、マカオの將來の発展の方向性をさらに示した。
25年來、マカオは経済の繁栄と社會の調和を実現した。データによると、2023年のマカオの域內総生産は復帰前の7倍となり、一人當たり國內総生産(GDP)は1999年の1萬5000ドル(約234萬6000円)から6萬9000ドル(約1079萬1900円)に増加し、カジノ業の割合が低下し、現代金融、大健康(病院での治療や健康食品、健康診斷、高齢者サービスなどの生老病死に関わる分野)、ハイテクなどの産業は急速に発展している。マカオは「経済の適度な多様化」を目標として、産業構造の最適化を推し進め、経済の強靭(じん)性を高めている。
習主席は「マカオは『一國』の基本を堅く守り、『二制度』の利點を生かし、國の主権、安全、発展の利益を守ると同時に、高度な自治を享有すべきである」と述べた。習主席のこの言葉はマカオが中國式現代化に融け込んで発展し、新たな局面を切り開くために原則的な指針をもたらした。
マカオはまた、中國と西洋の文化と経済?貿易交流の橋渡しとしての重要な使命を擔っている。近年、マカオは「一つのセンター、一つのプラットフォーム、一つの拠點」を目標とし、広東?香港?マカオグレーターベイエリアと「一帯一路」建設に積極的に參加し、國際自由港と文化融合の地という優位性を発揮し、國際競爭力を持続的に向上させている。
今後、マカオは國の発展戦略にさらに融け込むと同時に、自身の特色を保ち、國際大都市の新たな「名刺」を作り、「一國二制度」の成功実踐の新たな1ページを書き、世界により多くの協力とウィンウィンのチャンスをもたらすだろう。(CRI論説員)
「中國國際放送局日本語版」2024年12月22日