北京時間2月24日午前、トリノ冬季五輪フリースタイルスキー男子エアリアル決勝で、韓曉鵬選手はすばらしいパフォーマンスで中國代表団にとっての二つ目の金メダルを手にした。これは中國にとっては冬季五輪の歴史での一里塚の意味を持つものであり、つまり、中國にとっては最初の雪上種目の金メダルであり、冬季五輪で中國の男子選手が手にした最初の金メダルでもあり、また冬季五輪フリースタイルスキー種目で中國選手が手にした最初の金メダルでもある。
中國最初の雪上種目の金メダル
冬季五輪で中國選手のすばらしい戦績をさかのぼって見れば、2002年ソルトレークシティー冬季五輪で楊揚選手がショートトラックスピードスケート女子500mの一位に輝いた瞬間をわれわれは今でもよく覚えている。それは冬季五輪の歴史で中國選手が獲得した最初の金メダルでもあるし、最初の氷上種目の金メダルでもあった。一方、雪上種目で中國選手が獲得した最初のメダルはフリースタイルスキー女子エアリアルの徐囡囡選手が1998年長野冬季五輪で獲得した銀メダルであった。
冬季五輪で中國の男子選手が手にした最初の金メダル
韓曉鵬選手が手にした金メダルは雪上種目での中國の突破的成果であるばかりか、冬季五輪の歴史における中國の男子選手の突破的成果でもあると言える。1998年長野冬季五輪で李佳軍選手が獲得したスピードスケート男子1000mの銀メダルは中國代表団の最初の銀メダルとなり、その後冬季五輪で4つのメダルを獲得したが、金メダルとは縁がなかった。韓曉鵬選手は冬季五輪の歴史の中で中國で最初の男子金メダリストとなった。
フリースタイルスキー種目で中國最初の金メダル
1998年長野冬季五輪で中國の徐囡囡選手が手にしたフリースタイルスキー女子エアリアルの銀メダルは冬季五輪の歴史の中で雪上種目の最初のメダルとなった。八年ぶりに、李妮娜選手は徐囡囡選手の後継ぎとして同種目の銀メダルを手にした。雪上種目の選手が金メダル獲得の好機をみすみす逃したことを殘念に思っている矢先に、韓曉鵬選手は朗報をもたらしてくれた。
「チャイナネット」 2006年2月24日
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