1925年、元宮廷料理人たちが北海公園の北岸で茶店を開き、名を仿膳とした。その意味は、宮廷での調理方法にならって料理を作るということである。主に清の宮廷で供された軽食やお菓子、料理を出した。
1956年、仿膳茶社は仿膳飯莊と改名した。
現存する仿膳飯莊の建物の様子は、時代がかっていて趣がある。建築面積は2200㎡で、11の大部屋があり、同時に400人の客を収容できる。北京初の宮廷料理レストランである。
仿膳飯荘には、特級調理師、デザート調理師、サービス係、宴會係などがいる。ここでは800種類以上の宮廷料理を味わえる。
仿膳で最も特色があるのは、満漢全席だといえるだろう。完璧な満漢全席では、134種の料理、48種のオードブルとデザート、果物が出される。それを4回から6回に分けて食べ切るのである。客の需要に答えて、新たに満漢全席の精選メニューができた。これを食べたら満漢全席の精粋をおおかた知ることができる、というものである。
仿膳飯莊は主に中?高等レベルの宴會をメインとしていて、旅行客を受け入れている。長い間、相次いで我國の黨や國家の幹部及び外國から訪れる重要な賓客をもてなしてきた。
住所:北海公園內
電話番號:010-64042573 64011889
「チャイナネット」2007年9月