習(xí)近平國(guó)家主席の招きに応じ、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が11月8日から10日にかけて中國(guó)を公式訪問している。8日午後、習(xí)近平主席と彭麗媛夫人は故宮博物院でトランプ大統(tǒng)領(lǐng)とメラニア夫人を歓迎し、両國(guó)の指導(dǎo)者と夫人たちは寶蘊(yùn)樓でお茶を飲んで談笑した。100年の歴史を有する寶蘊(yùn)樓は中國(guó)外交を見屆ける「新しい珍寶」となった。

　「寶蘊(yùn)樓」という名前には「寶」が関係している。

　1911年の辛亥革命後、退位した溥儀（宣統(tǒng)帝）は紫禁城の後宮で生活し、前朝代が所有していた宮殿はすべて北洋政府に引き継がれた。1913年初め、北洋政府內(nèi)務(wù)総長(zhǎng)は袁世凱大統(tǒng)領(lǐng)に、瀋陽故宮と河北承徳の避暑山荘の収蔵品を北京に移すことを決めたと報(bào)告。當(dāng)時(shí)の北京城には文物を保管する場(chǎng)所がなかったため、紫禁城の咸安宮舊址に國(guó)寶を保管するための倉庫を建設(shè)することになった。內(nèi)務(wù)部と外交部は、倉庫建設(shè)に庚子賠償（義和団事件による賠償金）から20萬元を拠出することを決めた。史料によると、寶蘊(yùn)樓は1915年に完成し、3150箱、23萬點(diǎn)の文物が保管できる。文物の多くが金、石、玉、寶、貴重な書籍であることから、その価値は計(jì)り知れず、「寶蘊(yùn)樓」と命名され、石の扁額が北樓の正面に作られた。

「中國(guó)網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2017年11月9日