19日、華祥カップの「明日」をテーマとする中日青少年アニメ?漫畫コンテストの開幕式と表彰式が北京で開催された。これは中日両國の共催による初の青少年アニメ?漫畫創作コンテストであり、中日國交正常化35周年を記念するイベントであり、中日文化?スポーツ交流年の閉幕イベントでもある。
このコンテストは北京電影動畫學院、中日アニメ?漫畫研究センター、日中新世紀會、「動漫販」雑誌社の主催によるもの。これから中日両國文化交流の重要なイベントとして定期的に開催されることになっている。
開幕式に出席した全國人民代表大會常務委員會の許嘉璐副委員長(中)と宮本雄二駐中國日本國大使(右)
挨拶をする女優?黃奕さん
全國人民代表大會常務委員會の許嘉璐副委員長、宮本雄二駐中國日本國大使が開幕式と表彰式に出席し、挨拶のことを述べた。中國の著名な女優?黃奕さんも出席した。
コンテストは6月に始まり、中國側からは65カ所の大學の學生たちが參加し、応募原稿は1100枚を超えている。日本側からは20カ所の大學の學生が參加し、応募原稿は700枚以上。
日本の藤垣彩香氏、長瀬由紀子氏の創作による「貓の最高の日」、アニメ「戀の12カ月――愛のハンター」が「最優秀アニメ賞」「最優秀漫畫賞」に輝いた。北京電影學院動畫學院の學生周鵬氏による漫畫「奔」と、同學院の學生陸俊志氏によるアニメ「ナンシーの朝」が華祥カップの「最優秀アニメ賞」「最優秀漫畫賞」に入賞し、同時に日本政府による「日本內閣総理大臣賞」を獲得した。
展示されている作品の前に立つ宮本大使と黃奕さん
コンテストの入賞作及び手冢治蟲、石森章太郎、里中満智子をはじめとする日本の29人の漫畫家の作品「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラック?ジャック」「三つ目がとおる」などの100枚の原畫が北京の新光天地デパートで展示されている。入賞者は來年4月に訪日し、入賞作もそのとき日本で展示されることになっている。
「チャイナネット」2007年12月20日