溫家寶総理は25日、ASEMアジア歐州會議第7回首脳會合の閉幕式の後、北京で記者會見を開き、「國際社會が、自信と責任感を持ち、協力して國際金融危機に対応すべきだ」と述べた。
記者會見の席上、溫総理はまた「今回の首脳會合は、前向きな成果を収めており、百年に一回もないという深刻な金融危機に見舞われる今こそ、世界各國が自信をなくさず、協力関係を強め、政府や企業、監督機関の責任を著実に果たしていかなければならない」と強調した上で、各國が今回の金融危機から経験や教訓をまとめ、金融市場における革新と業界への監督がバランスよく行われるよう指導し、金融市場がいち早く安定するよう呼びかけた。
「中國國際放送局 日本語部」より 2008年10月26日