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角川が中國映畫館市場に參入
発信時間: 2009-02-16 | チャイナネット

北京市政府が今年初め、年內中に10館以上の映畫館を市內で新しく建設するという目標を発表したことを受け、各種資本がこぞって、國內に映畫館を新築する計畫を立てはじめた。その予兆として、今年の國內映畫館市場に、新しい「版図爭い」が勃発する模様だ。「北京商報」が伝えた。

北京大鐘寺では、今年の「五?一(メーデー)」連休中、新華角川(香港)公司の出資によるシネコン(複合型映畫館)が新しくオープンする。これ以外にも、新華角川は第1期投資として1億2千萬香港ドルの調達準備を済ませており、3潤?5年以內に大陸部に資産タイプの映畫館20館を建設?管理する計畫という。中國で大きな影響を備えた映畫館投資管理グループになるという新華角川の目標が、極めて明白に見て取れる。

大陸部にある新華角川の全額出資子會社?北京新華環球企業管理有限公司影院管理部の彭衛平?総監によると、新華角川の日本側資本代表である角川映畫は2005年以降、映畫館建設、映畫制作、映畫配給などの各業務を大陸部で幅広く開拓しているという。同社は昨年12月、北京市房山區良郷に初の小型郊外県映畫館「良郷映畫城」をオープン、良好な経営狀況を呈している。

米ワーナー?ブラザースが中國での映畫館経営から撤退した後、日系企業の投資動向は、業界専門家に「第2波投資」と稱された。彭総監は、「日本でシネコンが飽和狀態になっていることから、日本企業が世界市場開拓を計畫する際に、地理的?文化的に近い位置にあり、無限の観客動員力を備えた中國にまず白羽の矢を立てることは間違いない」と指摘する。中國映畫市場はここ數年、年平均成長率30%を維持している上、國內では金融危機が及ぼすダメージがそれほど大きくないため、映畫の潛在力はかなり大きく、隣國?日本から非常に有望視されている。

角川映畫株式會社は、日本で映畫制作から配給まで一貫して攜わっており、シネコン10カ所以上、映畫館30數館、スクリーン約400を擁し、國內トップ3に名を連ねる実力を備えている。まもなく開業する大鐘寺映畫館の投資総額は2500萬元を上回り、日本側が全體プランの設計を擔當している。総面積は約4千平方メートル、上映ホール數7ホール、総座席數約1300席を擁する。

「人民網日本語版」2009年2月16日

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