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大型航空機事業サプライヤー、民間含む9社に決定
発信時間: 2009-05-27 | チャイナネット

國産大型航空機プロジェクトを擔當する中國商用飛機有限責任公司(COMAC)と國內サプライヤー9社が26日、了解覚書に調印した。今後は車輪、機體ドア、翼などの製造で協力を進めていく。9社には民間企業1社も含まれ、同プロジェクトが中心となった國內民間航空産業の布陣が徐々に形成されつつあることがうかがえる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

今年3月、國內のさまざまな所有制の企業や香港?澳門(マカオ)?臺灣地區の企業を対象として、同プロジェクトをめぐる公開入札が行われ、國內のサプライヤーが選出された。これから製造される大型旅客機「COMAC919」は、國內で初めてメディアを通じて潛在的サプライヤーに情報が発信され、意見募集が行われ、かつ公開入札でサプライヤーが決定された航空機となる。

9社には西安、瀋陽、成都などにある國內の主要航空機製造拠點や航空製造業と関連をもつ一部の國有企業などのほか、香港?澳門?臺灣地域の企業、國內の民間企業などが含まれる。

唯一の民間企業である西子聯合持ち株有限公司(浙江省)はエレベーターやエスカレーター、地下鉄の転落防止柵(ホームドア)などを手がける企業で、未來の大型航空機では機體ドアの製造を受け持つ予定だ。

このたび選出されたサプライヤーは機體部品を製造する企業が中心で、今後は材料や標準ユニットなどのサプライヤーが相継いで選出される見込み。同公司の張慶偉董事長(會長)によると、年內に全システムのサプライヤーを確定するほか、海外サプライヤーの選出作業も進める予定だという。

ある専門家によると、中國が大型航空機プロジェクトを発展させることには、機體そのもので成功を収めるだけでなく、関連産業のグレードアップ促進や経済の活性化にプラスになる、といったさまざまな意義がある。また投資主體の多様化を促し、民間資本をはじめとする各種資本の參加を奨勵し、市場の活力を高めるのにもプラスになる。

「人民網日本語版」2009年5月27日

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