米國(guó)とEUは23日、中國(guó)がコークスなどの原材料の輸出を制限していることについてWTOに提訴した。中國(guó)商務(wù)部は24日、「中國(guó)による原材料輸出政策の主要目的は環(huán)境と自然資源の保護(hù)であり、関連政策はWTOの規(guī)則にもかなっている」とした上で、協(xié)議の要請(qǐng)を適切に処理していくという立場(chǎng)を示した。「新京報(bào)」が伝えた。

　米通商代表部のロン?カーク代表は23日、「9種類(lèi)の原材料の輸出を中國(guó)が制限していることについて、米國(guó)は中國(guó)に貿(mào)易紛爭(zhēng)解決のための協(xié)議を求めた」と語(yǔ)った。中國(guó)はこれらの原材料の最大に近い生産國(guó)であり、その輸出制限は、貿(mào)易パートナーが原材料を手に入れるチャンスを制限し、これらの製品の國(guó)際価格を上げることにつながる。

　対外経済貿(mào)易大學(xué)國(guó)際経済貿(mào)易學(xué)院の桑百川?教授によると、裁決が公正に行われれば、中國(guó)が勝訴する可能性は高い。中國(guó)はWTO加盟時(shí)、輸出制限措置産品のリストと最高稅率を特殊なケース以外は変えないことを約束した。だが戦略的原料には悪性競(jìng)爭(zhēng)が存在し、貿(mào)易秩序を亂し、安価な輸出品が増えている。中國(guó)の対外貿(mào)易法では、輸出秩序が混亂している狀況においては関連措置を取っていいことになっている。中國(guó)側(cè)はこのことについて説明する必要がある。

　中國(guó)のWTO加盟合意によると、100種類(lèi)近くにおよぶ商品に中國(guó)は輸出制限をかけることができる。

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2009年6月25日