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上海萬博、1平方キロの投資額は100億元超に
発信時間: 2009-07-06 | チャイナネット

 

2010年中國上海萬國博覧會(上海萬博)が今月5日で開幕まであと300日を切り、同日に上海萬博と浦東地區の発展をテーマにしたフォーラムが開催された。出席した上海萬博執行委員會の副主任を務める全國政治協商會議の周漢民常務委員は、これまでに米國を含む世界の主権國家191カ國と國際機関48機関が出展合意に調印したことを明らかにした。萬博會場地である浦東新區の陸月星副區長(浦東上海萬博準備行動計畫指揮部総指揮)は同日、上海萬博會場地への投資額は1平方キロメートルあたり100億元を超えたと発表。また中國國際貿易促進委員會の徐滬浜副秘書長は「上海萬博の準備期間中、萬博をめぐる経済活動が上海市の國內総生産(GDP)を毎年約2%ずつ引き上げてきた。上海市周辺の長江デルタ地域への投資も約30%引き上げた。2010年には市のGDPを5%以上、同地域への投資を約50%引き上げることが予想される」と話す。「國際金融報」が伝えた。

上海萬博の會場地は総面積5.28平方キロメートルで、うち約4分の3が浦東地區に集中している。浦東の會場地では現在、テーマ館、中國館、上海萬博センターなどの重要プロジェクト16件が進行中で、総投資額は194億7千萬元に達する見込みだ。完成すれば浦東地區はもとより、上海の都市建設の新たなランドマークとなる。陸副區長によると、萬博會場地には高密度かつ巨額の投資が行われており、周辺地域の一連のインフラ建設をうながすことが予想される。特に浦東地區に3つの波及エリアを形成することが予想される。一つ目は會場地に近い三林萬博機能エリアで、面積は約80平方キロメートル。二つ目はもともとの浦東新區で面積は約570平方キロメートル。三つ目は浦東地區と南匯地區とが合併した後の大浦東地區で、面積は約1400平方キロメートルに達する。三林萬博機能エリアではこれからの10年間に、文化レジャーエリア、中心ビジネスエリア、海浜河岸エコロジー道路、國際居住エリアなどを含んだ、これまでにない國際的で生態環境に配慮したビジネスエリアが形成される見込みだ。他の2エリアは上海萬博を契機として急速な発展を遂げ、現代型サービス業の新たな中心地域となることが予想される。

「人民網日本語版」2009年7月6日

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