韓國の自動車大手?現代-起亜自動車グループの鄭夢九総裁(社長)はこのほど中國を訪問した際、「中國で年産30萬臺規模の現代汽車の第3工場建設を推進する」と述べた。「國際金融報」が韓國メディアの報道として伝えた。
ある関係者によると、北京現代汽車有限公司が既存の第1?第2工場の付近に第3工場の建設する計畫を立てており、來年にも工事がスタートする見込みで、現在は地方政府との最終的な交渉段階に入っているという。とはいえ、北京以外の地域で自動車工場を買収して第3工場にする可能性も捨てきれない。
北京現代の第1?第2工場は北京市の順義區に設置されており、年間生産臺數は60萬臺に達する。起亜自動車の中國での年間平均生産臺數は43萬臺?,F代汽車の北京での生産能力が90萬臺になれば、現代-起亜グループの中國工場での年間生産能力は133萬臺に達する。また同グループは、2012年をめどに世界全體での生産能力を650萬臺に引き上げる予定だ。
中國市場における現代車のブランド価値向上について、鄭総裁は「品質の向上が第一の課題だ。燃費あるいは內部デザインで一般の顧客に多様な選択肢を提供することも重要だ」と話す。
現代汽車は合弁會社を土臺として、中韓雙方で総額5億1千萬元を投じて中國に研究開発センターを設立した。雙方の努力により、「索納塔」を改良した獨自開発第1號車「MoInca名馭」が誕生し、毎月平均約6千臺という好調な売り上げをみせている。
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