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知る人ぞ知る、中日「ランの花外交」 その一

知る人ぞ知る、中日「ランの花外交」 その一。

タグ: 中日 貿易

発信時間: 2010-09-07 17:15:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

小さな花びらから靜かに繊細な香りを放つランの花は、これまでずっと中日両國の文化人たちに愛されてきた。この小さなランの花が1960年代、中日をつなぐ架け橋となったことはあまり知られていない。「ランの花外交」は、両國間の重要な貿易を成功させ、その後の両國関係正常化に向け、欠くことのできない貢獻を果たしたのだ。「環球時報」が伝えた。

▽中日貿易が困難に直面 「ランの花代表団」が重要任務と共に訪日

1963年4月のある深夜、中國の対日業務責任者だった廖承志氏の自宅の電話が突然鳴り響いた。電話は日本の政治家?松村謙三氏からだった。松村氏は廖承志氏の大學時代の知り合いでもある。

電話の內容は、日本の愛蘭會會長である松村氏が、中國からできるだけ早く「ランの花代表団」を日本に招きたいというものだった。廖承志は當時、この突然の要求に疑問を感じていた。松村氏は當時、自民黨三木?松村派のリーダーの1人として、政界において大きな影響力を持っていた。その松村氏が、どうしてこれほど急に中國から「ランの花代表団」を訪日させたがっているのか?

受話器を置いた廖承志氏は、周恩來総理に狀況を報告した。2人は、松村氏のこの要求は、當時中日の貿易が直面していた困難と関係があるだろうと分析した。

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