11日、日本の東北地方でマグニチュード９の地震が発生、大規(guī)模な津波を引き起こし、東北地方の工業(yè)地帯は多大な被害を受けた。大地震による経済的損失はどれくらいで、世界第３位の経済大國である日本にどのような影響をもたらすのか？今回の地震は世界経済にも影響を與え、商品価格動向を再び逆転させるのか？これらの問題に注目が集まっている。

地震による莫大な経済的損失

地震と津波などの２次災(zāi)害がもたらした損失は現(xiàn)在も増大している。ゴールドマンサックスのジム?オニール會長は「現(xiàn)在のところ、地震による経済的損失を判斷することはできない」と述べた。しかし、今回の地震がもたらした経済的損失は主に次の２點に由來する。一つは、地震と津波による直接的損失。1995年に阪神大震災(zāi)が発生した地域と比べると、今回の被災(zāi)地である東北地方は日本國內(nèi)でも最も主要な工業(yè)地帯ではない。しかし、東北地方にも自動車、原子力発電所、石油化學(xué)、半導(dǎo)體など主要産業(yè)の工場が集中しており、東北地方の経済規(guī)模は日本のGDPの８％前後を占めている?，F(xiàn)在、自動車業(yè)の損失が最も深刻で、トヨタ、ホンダ、日産で合わせて22の工場が閉鎖に追い込まれた。

もう一つは、地震が招くサプライヤーチェーンの危機である。日本の主要製造メーカーは未だ災(zāi)害による損害を受けていないが、地震が交通の混亂を招き、原材料の供給に支障がでている。加工済みの製品も空港や港に輸送することが不可能となっている。日本は世界の産業(yè)チェーンにおいて重要な位置を占めており、サプライヤーチェーンの危機が數(shù)カ月間、日本と世界のメーカーに多大な損失を與えるとみられる。