財政政策はさらに積極的に

財政政策に関して、財政部財政科學(xué)研究所の賈康所長は、「現(xiàn)在、中國の経済運営と社會生活のあつれきは日々深刻化している。構(gòu)造の調(diào)整やモデル転換、改革の促進などでこのあつれきを徐々に解消する必要がある。経済発展モデルの転換や経済構(gòu)造の調(diào)整においては、財政政策が重要な役割を発揮しなければならない」と述べた。

賈康所長は、來年より実施する増値稅（付加価値稅）改革により、交通?運輸、建築、サービス業(yè)など第３次産業(yè)に存在していた営業(yè)稅との二重徴収問題が解消されるため、第３次産業(yè)のグレードアップが加速されるだろうとの見方を示した。

減稅は積極的な財政政策の主要な課題である。賈康所長は、稅収の優(yōu)遇に関しては、特に小企業(yè)と起業(yè)家に対して良好な稅収環(huán)境を提供することが大切だとの見方を示している。小企業(yè)の増値稅および営業(yè)稅の基礎(chǔ)控除額が引き上げられたが、今後は同政策の徹底が必要となる。また、小企業(yè)の所得稅減免に関しても、さらに細かい管理が必要である。

そのほか、産業(yè)政策に関して、アナリストは、「７大戦略的新興産業(yè)とサービス業(yè)は今後も政策のサポートをえられる見込みである。通貨政策や財政政策は銀行の貸し出し、稅収優(yōu)遇などの面で産業(yè)政策とともに、新興産業(yè)の発展と経済構(gòu)造転換を後押しする役割を発揮するだろう」との見方を示した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2011年11月28日